首位・仙台が逆転勝ち!中田が歓喜の初弾!
ユアテックスタジアム仙台に14,674人のサポーターが詰めかけた一戦は、見応えのある激闘となった。前節敗戦を喫した仙台が、ホームで意地を見せ、見事に逆転勝利を収めた。試合は序盤から激しい主導権争いが繰り広げられた。
先制したのはアウェイの栃木SCだった。前半14分、左サイドを駆け上がった杉森考起が精度の高いクロスを供給すると、これに反応した近藤慶一がペナルティエリア中央からヘディングでゴール右下に叩き込み、スコアを動かした。その後も栃木SCは食野壮磨や堤陽輝がゴールを狙い、攻撃の手を緩めなかった。
しかし、徐々に仙台が攻勢を強める。前半46分、中田有祐のスルーパスを受けた石井隼太が起点を作り、最後はペナルティエリア中央から岩渕弘人が右足でゴール左下に流し込み、同点に追いついて試合を折り返した。岩渕の冷静なフィニッシュがスタジアムの空気を一変させた瞬間だった。
後半に入ると、仙台の勢いはさらに加速する。後半13分、左サイドでボールを受けた岩渕弘人がクロスを上げると、ファーサイドに走り込んだ中田有祐がペナルティエリア中央から右足で合わせ、ゴール左下に突き刺した。この一撃が中田にとっての記念すべきJリーグ初ゴールとなり、仙台が試合をひっくり返した。勝ち越しを許した栃木SCも反撃を試みる。後半21分には中野克哉がペナルティエリア中央からシュートを放つが、これは惜しくもゴール枠に弾かれた。さらに後半22分、田端琉聖がペナルティエリア右から放った強烈なシュートもGK堀田大暉の好セーブに阻まれるなど、仙台の守備陣が最後まで集中を切らさなかった。
後半36分には栃木SCの中野がペナルティエリア中央から左足で枠内シュートを放ったが、ここも堀田が立ちはだかり、同点ゴールを許さない。終盤は両チームが選手交代を行いながらピッチ上の強度を維持し、激しくボールを奪い合った。最後まで1点のリードを守り抜いた仙台が、2-1で勝利を飾った。
この勝利で仙台は直近5試合を5勝0分け1敗とし、首位の座をキープする。一方、栃木SCは直近5試合で1勝0分け5敗となった。次節、仙台は再び上位での地位を固めるべく準備を進め、栃木SCは守備を立て直し、次の勝ち点獲得を目指す。リーグ戦の激しい順位争いは、これからも続いていく。